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氷河期世代対象の公務員採用 倍率600倍へ


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以前ブログに書いた、就職氷河期世代の救済策として募集された宝塚市の市役所職員についてですが、3人の採用予定数に対して、1816人の応募があったそうです。倍率は600倍超という異常事態に。。

氷河期世代の自分ですら、社会人になるときの公務員試験の倍率は20倍から、多くても100倍には届かなかったと思います。

600倍というアイドルのオーディションのような競争率で採用される人は、新卒の頃から一流企業に入社して職歴の切れ目なく働き、目に見える成果を上げているハイスペック人材に限るでしょう。

40代で年功序列の組織に入っても年収の伸び代は期待できません。給料に対して明らかにオーバースペックな人間が採用されるので、ニートが一念発起しても採用の可能性はほとんどゼロではないでしょうか。むしろこの倍率を見て半分くらいの人は筆記試験の受験を辞退してしまうかもしれません。

これでは氷河期の救済ではなく、単なるハイスペ人材の転職ですね。やはり、宝塚市だけでなく全国の自治体でこの取り組みを行うべきだと思います。