不労所得が欲しい

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iDeCoはほんとうにオトクなのか


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老後は自助努力でなんとかしなさいねという国の方針に従い、iDeCoを始めようかと思っているのですが、踏み切れずにいます。確かに掛金が所得控除されるのは大きなメリットで非常に魅力的なのですが、デメリットも目についてしまいます。私がiDeCoを始められない理由をいくつか挙げていきましょう。

 

①元本も課税

受け取り時に退職所得控除が適用されるという税制面のメリットが強調されてますが、そもそも税金って株でもFXでも、儲けた分に対して何十パーセントなりの金額が課税されるのが普通であって、積み立てた元本そのものが課税対象になってしまうのはおかしな話です。

②退職所得控除が使いにくい

iDeCoの退職所得控除をフルに使うには、会社の退職金をもらってから15年空ける必要があるそうです。(60歳以降に働くことは考えていません)

60歳でiDeCoの受け取りをするとなると、45歳で退職しなければなりません。45歳ってもうすぐですね。早期退職優遇制度があれば是非退職したいのですが、募集のでる気配がありません。。

もともと退職金が心許ないのでiDeCoを始めようとしたのですが、中途半端に退職金が出ることによってiDeCoの控除額に影響してしまうのがなんとも使いにくいシステムです。

また、60歳以降に年金方式で分割して受け取ったとしても微妙な金額なので、住民税非課税世帯になって国保の減免などの特典を受けた方がトクですね。

③商品がショボい

ラインナップをいくつか見てみましたが、設定来のパフォーマンスがマイナスだったりするものもあって、イマイチな感じです。

よく積立投資のメリットを説明するために、バスタブ曲線のようなグラフを出して、最初の価格より安くなってるのに積立投資だとこんなに儲かりましたなんて例が出ていたりしますが、だいたい最後の方がクイっと上がってるんですよね。iDeCoの受け取り時が最安値だったらどうにもなりません。

 

そのほか、60歳まで資金が拘束されるとか、国民年金基金連合会とかいうどうみても天下りな団体に毎月払う金とか、気に入らないところは多々ありますが、iDeCoのメリットはそれらを打ち消すほど大きなものです。

多分うまく使えば得する方法はいくらでもあるはず。もう少し調べてみようと思います。

 

※このブログは素人雰囲気投資家が書いたものですので、内容に間違いのある可能性があります。正しい情報は政府系のサイトをご確認下さい

https://www.ideco-koushiki.jp/

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