サードハウスで三拠点生活
満員電車での通勤が苦痛過ぎるので都心にワンルームのアパートを借りています。いわゆるセカンドハウスでしょうか。そうするとリゾマンはサードハウスになるんですかね、まあアパートは賃貸なのでそういった風には呼ばないのかもしれませんが、三拠点生活を送っています。
ここでは都心にアパートを借りることのメリットとデメリットを、実感に基づいて書いてみたいと思います。
◼️メリット
通勤がラク
最大にして最強のメリットです。毎日混雑した電車に乗って働く前から疲れきってしまう生活から解放されます。
都外からの電車通勤では、グリーン券を買ったとしてもよっぽど遠くから乗らないと座れることはまずありません。始発駅に住んだり有料特急を使うなどの手もありますが、場所が限定されており基本的に満員電車から逃れることは難しいです。
また、人身事故などが起こると一時間は列車がストップ、会社には遅刻し、混雑した駅近くで待機しなくてはなりません。
でも、都心に部屋を借りればそんな悩みは解消されます。山手線内であれば迂回路はいくらでもありますし、タクシーやシェアサイクルも使うことができます。
時間を有効に使える
郊外の自宅から通うとき、私の場合は朝5時半起きの6時に家を出ています。列車遅延の可能性を考慮して、余裕をもって通勤する必要があるからです。
また、帰りは会社が定時に終わったとしても家につくのは19時を回ってしまいます。翌日また5時半に起きるので早く寝なければならない。そうするとゆっくりする時間はあまりありません。自由な時間は2時間くらいです。
しかし、会社の近くに部屋があれば遅延に対する時間的なマージンをとる必要もありません。朝はゆっくり7時まで睡眠。朝マックなどでまったりしていても始業1時間前に出社できてしまいます。
夜も終業から日が変わるくらいまでフリーです。自由な時間は3倍くらいに跳ね上がり、アフター5も楽しめます。
気軽に引っ越せる
賃貸ワンルームであるがゆえ、荷物も少なく気軽に引っ越すことができます。会社の中で、転勤とまではいかない異動があった場合でも、その都度勤務箇所に近いところに部屋を借りることも可能です。
◼️デメリット
お金がかかる
これはもうどうしようもない事ですが、便利さを享受するためにはお金が掛かります。狭いワンルームと言えど、都心であればそれなりの家賃になってしまいます。早く資産を増やしてセミリタイアをしたいと言っておきながら矛盾していますが、これは社畜として給料を貰い続けるための必要経費なのです。というかほんとに経費計上出来ないですかねこれ。
お金に関しては、空いた時間を使って収入を増やす努力をしようと思っとります。
チープな設備
やはりワンルームアパートは投資用の物件なので、最低限の設備しか備えておらずあまり快適とは言えません。場所柄深夜に帰宅する人も多く、生活音はどうしても聞こえてしまいます。
都心でそれなりのワンルームを借りるには、少なくとも2桁の家賃は必要で、今の収入ではとても無理です。住環境はある程度妥協するしかないようです。
住民票を移せない
設備の問題と被りますが、治安の面から株主優待などの郵便物をアパートに配達させたくないという点があります。株式関係の書類は金融機関に提出した住民票の住所に届くため、住民票を移すと金融機関に対しても住所変更の手続きをしなければなりません。
宅配ロッカーも無い家に優待品を送って貰うのは受け取りが面倒ですし、配送業者にも悪い気がします。
ワンルームアパートを生活のメイン拠点にするつもりはなく、表札も出しません。あくまで都会の中の秘密基地であるべきなのです。
いまはこんな感じです。平日の真ん中はアパートで寝る事が多く、週末に郊外に帰るイメージです。実際は土日休みではないのでちょっと違いますが、連休最終日の夕方に空いた上り電車で都内に向かい、都心のアパートに泊まれば、翌日は楽々出社。月曜のブルー感が軽減されます。
郊外から都心に通う独身社畜の方々は、リスクも無いので都心ワンルーム賃貸を1度借りてみてはいかがでしょうか。